42歳男子、実はヤバかった!初めてのアナフィラキシーショック。中編
臼井総理です。
病院食で、パンとごはんと卵とバナナがとりあえず大丈夫だってことがわかってホッとしている中年おじさんです。
前回の続きです。
入院中落ち着いたときにメモを書きためてたんですよね。
忘れないうちにブログ書いときます(笑)
5月12日
・AM1時ごろに発症(これは時計みたのでなんとなく覚えてる)
・0105 #7119に電話(通話時間8分)
・0113 慶応大学病院に電話(通話時間12分弱)
こんな感じの発症直後。
結構スピーディーにことを運んでるんですけど…。
この慶応大学病院の電話がなかなか繋がらないんですよね。
確か、合成音声の「振り分け」まではすぐいくんですが、このあとまず事務室?かなにかに繋がるまでに時間が掛かる。でそこで要領を得ないことをしゃべられて、ようやく当直に繋がったのが8~9分後…。
「はい」
妙に眠そうな先生の声。
(あとで実際に会ったらもともとこういうお声だったようなのですが)
もうね、こっちは必死なんですけど、のれんに腕押し糠に釘、なかなか話が進まない。
同じことを何度も聞かれます。
「とりあえず来てください」
と言われるまでにトータル10分少々。
「どうやっていけばいいんですか?」
とよくわからん問いをしたら
「タクシーで来ればいいんじゃないでしょうか」
だってさ。
あっそ。
いやーホントに電話繋がるまでが地獄でしたわ。
ほんとに繋がんないんだもん。
今考えると、こんなことしてないで救急車で直行っとけばよかったって話なんですけどね。
とりあえず冷静に?携帯電話と携帯の外部バッテリーをつかみ(充電が不十分だという覚えがあった)、財布を小さなバッグにぶち込み、ジャージの上に寒くないようドカジャンを羽織り、マスクをして出撃。
この時点では、視界は戻っており、多少ふらつくもののまっすぐ歩ける状態でした。
運良く表通りでタクシーをすぐ拾い、慶応病院へ。
数人、深夜急患窓口に人がいるも、どうやら精算待ちの様子。
すぐに窓口へ。
超苦しいのに、書類何枚もにサイン。
さらには「この保険証使えません」とかわけのわからんことを言い出す。
私の保険証は、地元埼玉の国保なんですが、
「埼玉県の保険証は使えませんよ、自費診療になります」
と意味のわからんことを言う若手事務員氏。
んなわけねえだろ!!!!
※以前も慶応病院で検査をしてるが、ふつうに有効だったし。
さすがに激高する体力もないので、
「そんなわけないでしょう…」
とあきれたように対応すると、
「少々お待ちください」
と後ろに引っ込む。
なんのかんのでやっと出てきたのだが、「すみません」の一言もなく。
ようやく診察に案内されたころにはどっと疲れてました。
診察に向かうと、症状を聞いていたのか看護師さんが車椅子に乗せてくれ、すぐに診察台へ。
わらわらと先生方が大量に集まってくる。
え?これヤバいの?
顔に出ていたんでしょう、最初に対応してくれた女性の看護師さんが
「これ、救急車で来たほうがよかったんですよ、本当に危険だから」
ってオイ!
わざわざ#7119に電話したんだってば!(笑)
いやーもうここからは服をひっぺがされ、センサー山ほどつけられ、手の甲から点滴ぶち込まれ、採血されて寝たままレントゲン撮られて…というあっという間。横に置いてあるホワイトボードには、私の症状とか数値とか、次から次へと聞かれる「食べたもの」「直前の様子」が書き込まれていく。
あ、これなんか救急病棟24時的なやつで見た光景だ…
となんか冷静な私。
この時点(あまりふらふらしていない)で血圧が上80、下45?みたいなことを言ってたので、視界が灰色になったときは、ホントにヤバかったんだねえ…。
そんなこんなで、点滴経由での薬も効いてきたのか身体の様子も落ち着いてきた私。
落ち着いてみると、寒さを感じるように。
「ちょっと寒いです」
というと、何かタオル的なものをかけてくれたが、結構寒い。
後で聞いたら、アレルギー反応で発熱しているのだが、落ち着いたところでそれに気づいたからでは、とのことだった。
どのくらい時間が経ったろうか。
処置台に乗せられているからなのか、マクラがないので頭と首が痛む。
とはいえ、それを主張するのもめんどくさいのでじっとしていると、当直医が
「アナフィラキシーショックは、24時間以内に大きく再発する可能性があるので、最低24時間経過観察したいのですが…入院できますか?」
と。
いやあ、入院しなくて済むならしたくないが…と逡巡していると、
「しますか?」
と。
「先生がしろというならします」
と消極的な返事をするが、これ、わかってるんですわ、自分でも。
本人に意識がある以上、本人判断でないとダメなんだよねー。
昨年末の心臓病での検査入院でも同じだったから。
(そのときは、後日にしてもらった)
「したほうがいいと思いますよ」
「じゃあ、入院で」
ということで、緊急入院決定。
ここで先生、びっくりすることをのたまうのです。
「経過観察するために、できれば個室にしてほしいのですが…、うち、高いんですよ個室。最低でも一泊3万8千円です」
おい!!!!!!
2泊で8万弱!!!!!
差額ベッド代だけでそれかよ!!!!!
さすが慶応さんだよ…。
いくら俺が慶応大学落ちたからって、こんな酷い仕打ちはないよ…(関係ない)。
結局、いろいろ交渉した結果、+8000円の2人部屋に。
夜中にドタバタ入院したため、相部屋の方にはご迷惑をお掛けしました…。
この話、次回で終了です。
42歳男子、初めてのアナフィラキシーショック。前編
臼井総理です。
厄年は終わったはずなのに、まだまだなんか続きますね…。
もうすぐ満42歳も終わりなので、それで終わってくれることを祈ります。
表題の通り、
アナフィラキシーショック
というやつになりました。
後々いろいろきくと、結構ヤバかったらしいです。
確かに、昨年末に心臓やったときよりも「ヤバいかも」と思いましたね…。
ところで
アナフィラキシーショック
アナフィキラシーショック
一瞬どっちかわかんなくなりませんか?
迷うと、Googleさんか、ATOKさんに訊いちゃう私です。
5月11日の深夜、日付的には開けて12日の午前1時。
PCをいじっていたら突然、今までにないほどくしゃみが連発しました。
とんでもなくでかいくしゃみが、連発。
止まりません。
実際には、2~3日前にも似たようなことがあったのですが、
そのときは「隣で解体工事してるし、なんかハウスダストでも吸い込んだかな」くらいにしか思っていなかったのですが、考えてみればそれが前兆現象だったようです(実際、そのときも手足がかゆくなりましたし)。
話を戻しますと。
1時ごろ突然くしゃみがとまらなくなり、続いて手のひらと足の裏が真っ赤になり、腫れました。
ありゃ!と思うまもなく、今度は手・足・腕・脚が熱を持ち、全体が真っ赤に。
あっという間にじんましんが全身に出ます。
今度は、口が固まり始めます。
顔が膨れたかなという感覚とともに、上唇の鼻と口の間がどんどん盛り上がっていくような感覚に。触ってみるとカチカチのパンパンです。頬はそれほどでもありませんでした。
喉も軽く腫れている感じがしましたが、もともと扁桃炎で少し腫れていましたので、あまり気にしていなかったですね。
とりあえず「これはアレルギー反応か何かだな」と思い、サクッとググってから手足を水で冷やそうと思い、風呂場へ。シャワーで手足を冷やします。ですがここで、だんだん目の前の景色がグレーになってきました。
「こりゃヤバい!落ちる!」
すぐにしゃがみ、座りこみなんとか意識が落ちるのは回避したのですが、こんどはどんどんグレーの景色に「黒い横線」が入り始めます。
「これがブラックアウトってやつか?」
と妙に冷静な私。
PCの置かれているちゃぶ台の前に戻り、おとなしくしていると少し視野が戻ってきます。
すぐに、今いる新宿区の休日急患病院を探します。
が、こんな夜中にやっているはずもなく。
残るは救急病院。
しかし、今のところ息もできているし、水は飲めたし、逆に動くのがキツいので、救急車はいらないかな?と思い、
* #7119
に電話。
これ、もともと覚えていたんですが、救急車を呼ぶかどうか迷ったときに使える電話で、24時間看護師さんとかが対応してくれるというもの。
かけると、すぐに繋がります。
「はい、担当看護師です」
と出たのはベテランっぽい、おばちゃんな声の看護師さん(ありがとう)。
症状を伝えると聞かれたのは、
・水が飲めるか
・息が苦しくないか
の二点。
多少息苦しさは感じるものの、水は飲めたし息もできていると伝えると、
「アレルギー反応と思われますが、最悪の場合粘膜が腫れて気道が塞がるんです。そうでないなら、自力で病院に行けるでしょう」
とのことで、
「機械音声で病院3つ紹介します。
いったん電話をして、内科医に受け入れ体制があるかどうか聞いてから行ってください」
といわれます。
で、ここで機械音声に切り替わるんですが、
口調が早い…。
これ、お年寄りとかじゃ聞き取れないんじゃないですか?
3ヶ所の病院を通しで「名称」「住所」「電話番号」の順で紹介した後、再度繰り返して案内が流れるというものですが…うーん、ここ、要改善じゃないかなあ。焦ってると聞き取れないです。機械音もモゴモゴしてるし。
そのときのメモ(実物)がこれです。
電話番号も公開されてるものですが、一応下四桁ふせておきました。
若干字が震えてますけど読めますね。
で、この中から迷わず電話したのが、一番近い(と思われれる)慶応大学病院でした。
というわけで続きます。
ちなみに今は生きてますけど、GWにいったんよくなった扁桃炎がぶり返して、発熱中です…。およよ…。
【開催レポート】同人誌即売会・帝都軍事宴会九、無事終了しました!
臼井総理です。
たまには、イベント当日中にレポートをアップしたいと思います、ということで。
本日、2017/04/16、中央区の綿商会館にて、ミリタリー系オンリー同人誌即売会「帝都軍事宴会九」が行われました。もう9回目なんですね。
朝から天気も良く、なかなかのイベント日和。
集合したスタッフ一同も、好天にほっと胸をなで下ろしました。
11時、定刻通りスタート。
主催者を代表して、バーバラ・アスカ元帥よりご挨拶。
今回は特別企画として、先日お亡くなりになった作家・佐藤大輔氏の遺されたプラモデルをおわけすることに。そのいきさつにつきましては、帝都軍事宴会の公式サイトをご覧ください。
militarylife.seesaa.net
答えはこちら。帝都軍事宴会名物「酒保」です。
一番人気のサークル?といえますね。
前回やらなかった(たしか)「うまい棒の山」が久々の登場。
いつも参加者の皆さんからたくさんの差し入れをいただいております。
今回もお酒、食べ物などたくさんいただきました。
本当にありがとうございます。
金鵄勲章を差し上げたいです。
酒保以外にも思い思いのお弁当?を持ち込まれる方も。
※自己責任でお願いしています
今回はこんな方が。
缶ハンバーグを開けておられましたが
「どなたか缶切りありませんか?」
でなぜかどこからか缶切りが出てくる、不思議なイベント。それが帝都軍事宴会です。
缶切りを貸してくださった方、ありがとうございます。
ステージイベントは今回2本。
まずは迷亭水鏡さんによる艦これ落語。
続いては、東條平八郎さんによる軍歌漫談。
会場から自然と手拍子が。
帝都軍事宴会といえば、開始時・終了時のお歌がおなじみですが、
今回は開会の「月月火水木金金」の後、午後「一月一日」を合唱。
こちら、帝都軍事宴会なりに故・佐藤大輔氏への思いを込めて皆さんで歌いました。
なぜこの曲なのか、という説明をしているシーン。
最後は全員で、勝手に帝都軍事宴会テーマソングに決めた「出せ一億の底力」を合唱。こちらもおなじみの光景ですね。万歳三唱で〆。
こちらはおなじみ、軍装勢のみの記念撮影。
今回はちょっと少なかったですねえ。
次回、軍装勢のご参加、お待ちしております!
※模擬刀抜刀しておりますが、通常はNGです。今回撮影時のみOKとなりました。
皆様のご協力もあり、撤収もスムーズでした。
また次回、10月の「帝都軍事宴会十」で会いましょう!
10回記念で何かやるかも???
【メディア情報】4月1日(土) BSフジ「極皿」に出演します
臼井総理です。
以前youtubeでは予告していたのですが(下の動画参照)
【速報】久しぶり!テレビに出ます
テレビに出ます。
●4月1日(土)BSフジ「極皿」麻婆豆腐の回前編
前編:4月1日(土)18:00〜18:30
後編:4月8日(土)18:00〜18:30
再放送前編:4月15日(土)18:00〜18:30
再放送後編:4月22日(土)18:00〜18:30
※臼井・竹田が出演するのは前編だけですが、ぜひ後編も観てね!
投稿時点では、番組表は更新されているものの、番組公式サイトの「次回予告」は更新されていないのですが(苦笑)
短時間のコメントですが、もしよろしければ。
「麻婆豆腐の素」の歴史について語ってます。
私たちの同人誌をよく読まれているという方がスタッフにいらしたので、今回は特別に(というとカッコイイ)テレビ出演させていただきました。
今後も、きちんと私たちの活動についてご理解いただいている番組には積極的に協力できればと思っています。
【いよいよ週末!】世界中のツナ缶を体験!3月12日「世界のツナ缶開けちゃいまSHOW!」開催!
同人サークル「版元ひとり」を主宰しております臼井総理です…。
って、さすがに自己紹介はいいですかね(笑)
いよいよ今週末に迫って参りました、版元ひとりの試食イベント
「世界のツナ缶開けちゃいまSHOW!」
ツナ缶の準備が終わりました!
世界中のツナ缶、約70が大集結!
展示だけのツナ缶も多少ありますが、基本的にはバシバシ開けて食べちゃいます!
こんなチャンスは二度とないかも?
イベントについての詳細は以前の投稿をご覧ください。
当日11時からは、山下教授の楽しいトークショーもございます!
なお、試食につきましては1000円の参加費と、
当日「同意書」へのサインが必要です。
要は、お腹壊しても個人の責任でお願いします、というものですが、
アブナイことはしませんのでご安心ください。
試食への事前参加登録(当日でも可能ですが準備の都合上できればご入力ください)は
下記リンクのフォームへどうぞ。
https://ws.formzu.net/fgen/S55280149/
会場は、JR大崎駅新西口から徒歩4~5分ほどの「マチキチ」です。
http://machikichi.jp/cizu.html
住所;東京都品川区大崎2-4-6
1階は、缶詰オープン会場です。
トークショーもたぶんこちらで行います。
2階では同人誌の頒布スペースと、ゆっくり食べるスペース、
ツナ缶の展示スペースを設ける予定です。
さらにトークの内容!
●世界のツナ缶、基礎知識
・ツナ缶に使われる魚の種類。世界では●●●が主流!?
・世界のツナ缶生産事情。世界最大のツナ大国●●!
→ なぜ●●が世界一のツナ大国になったのか?
→ でも●●では、ツナ缶の国内消費がほとんどない??
・某国の低所得者がツナ缶を食べる理由
・元ツナ大国、アメリカの凋落
その他、興味深い話がたくさん
●日本のツナ缶
・生産地、清水について
・水産高校でツナ缶?
・日本のツナ缶、その未来と問題点
●世界のツナ缶、今後の世界
・ハラル認証
・ドルフィンセーフ
・中国の動き
内容だけ見ると固そうですが、山下先生の軽妙なトークは
皆さん引き込まれること間違いなし!
トークステージは11時から。
入退場自由です!
楽しいイベントになると思いますので、ぜひ皆さん、宜しくお願いします!
同人誌『この”東京交通会館”がすごい!』につきまして
一部でお騒がせしております、弊サークル「版元ひとり」の同人誌、
『この“東京交通会館”がすごい!』については、
サークル公式サイトでコメントを出しております。
そちらでの発表が全てですので、ご了承ください。
【お知らせ】同人誌『この“東京交通会館”がすごい』につきまして | 版元ひとり公式サイト
【イベント告知】2017年3月12日(日)「世界のツナ缶開けちゃいまSHOW!」開催!
臼井総理です。
私の主宰するサークル「版元ひとり」では、今回、いつも同人誌を作る際に行う試食を公開します!
その名も
『このツナ缶がすごい!』Presents
世界のツナ缶開けちゃいまSHOW!
当日は参加自由の第一部、事前に参加者を募集する第二部に分かれています。
第二部につきましては、事前申し込みが必要です。
どうぞふるってご参加ください。
【イベント概要】
世界のツナ缶事情に詳しい、大東文化大学教授・山下東子先生をゲストに迎え、
同先生所蔵のツナ缶を一般参加者とともに開け、試食します。
同時に、ツナ缶や水産缶詰に関するトークショーなどの催しを行い、
「ツナ缶の面白さ・奥深さ」を参加者と共有します。
加えて「世の中にはいろいろと面白い研究、面白い活動をしている人、
面白い本を自分たちで作っている人がいること」を知ってもらい、
「情報系同人誌」の周知にもつなげていきたいと考えています。
なお、当日試食した模様等は、後日発行予定の同人誌にてまとめます。
※写真等に一般参加者が予告なく写ることはありませんのでご安心ください。
【日時】
2017年3月12日(日)
第一部:10時~13時 ※ツナ缶展示、トークショー、同人誌頒布
第二部:13時~17時 ※ツナ缶開缶・試食&ニコ生、同人誌頒布
※どちらも入退場自由です。お好きな時間に起こしください
【会場】
JR・りんかい線 大崎駅西口徒歩5分、新西口徒歩6分
私設公民館「マチキチ」
http://machikichi.jp/cizu.html
【イベント参加募集人数】
第一部:入場自由、申し込み不要
第二部:事前申し込み必要、当日参加費1000円必要
限定30名(版元ひとり分)
参加申し込みフォームはこちら→
世界のツナ缶開けちゃいまSHOW!参加申込(3/12)
※第二部に参加される方には、当日「承諾書」に署名していただきます。
(保存食とはいえ、賞味期限切れのものを皆で食べるため)
もちろん危険なものをわざわざ食べることはありませんのでご安心ください。