臼井総理の「なんでもやってみよう」

ライター・編集者、臼井総理の日常を綴るブログです。同人サークル「版元ひとり」での活動についても語ります。

何度も「最後の審判」があるんかね。英国・EU離脱は進むの?

いったい、グレートブリテンさんは何度「EU離脱への審判」とやらを受けたんでしょうか。
そんなでもないかw

news.yahoo.co.jp

個人的に、重要なひとつのイシューについて国民に直接お伺いを立てるのは、
ある程度以上の規模の国の場合、酸性ではない。
喩えが悪いかもしれないが、南国の小さな島で全国民が1500人、
みたいな小国だったらありだと思うのだが、
グレートブリテンさん……だけではなく、日本も含めて、
1つの重要政策についてわざわざ国民に問うのってどうよ、と思うんですわ。
(議院内閣制の場合、と限定した方がいいのかも)

EU離脱への賛否を問う投票
EU離脱への賛否が主な政策論点な、議会議員選挙の投票
EU離脱は決まったはずなのに、それがうまくいかないもんでまたやる議会議員選挙の投票

これらのうちドレが強くてドレが優先されるんだっけみたいなのがもうわかんなくなっちゃうw
実際には「EU離脱」は国民投票で賛成多数だったわけだから、これは決定なはずなのに、
まだ残留の見込みもありそう!ってな雰囲気もあるわけでしょ。

やっぱねえ、私含めてしょせん民衆は民衆なわけですよ。
投票で選ばれ、“プロ”であるべき政治家が、結論を出すべきだと。
(出ないからこんなわちゃわちゃやってんだろうという話なんだけどね)

もっとも、郵政民営化のときみたいに、
ろくすっぽ「本当に民営化して国民に得なのか」が議論されないまま、
ワンイシューを叫ぶ、“民衆の声”の高まりに推された首相が誕生しちゃって、
あんなことになっちゃうんだから、
特定の政策への賛否、実行の可否を国民にぶんなげる方法があってもなくてもかわんないってことなのかもね。
わが国、さすがです(イヤミ)。

グレートブリテンはどうなるんでしょうかね。
EU離脱となったらF1ってどうなるのかな。